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旧暦10月。全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。
他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、ここ島根県出雲地方では「神在月(かみありづき)」と呼びます。
1.島根が誇る縁結びの聖地 出雲大社(いづもおおやしろ)
出雲大社は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建の由縁が記されているほどの古社です。「縁結びの神様」として、また「因幡のしろうさぎ神話」で有名な、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしています。
1.1 稲佐の浜で神々を迎える伝統行事
11月に出雲大社の西方1kmにある稲佐の浜で、神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われ、この後、出雲大社神楽殿で「神迎祭」、本殿で「神在祭」が執り行われます。
1.2 神々は何をするために島根に集まるの?
全国の神々は、旧暦10月11日から17日までの7日間出雲大社に滞在され、人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁や来年の収穫についての話し会い「神議り(かむはかり)」を行うと言い伝えられています。
11月は島根が誇る縁結びの聖地、出雲大社へ参拝してみませんか?
〈令和4年の神迎祭、神在祭の日程〉
・神迎祭 11月 3日 午後7時
・神在祭 11月 4日 午前9時
・縁結大祭 11月 7日 午前10時
・神在祭、縁結大祭 11月 8日 午前10時
・神在祭、縁結大祭 11月10日 午前10時
・神等去出祭 11月10日 午後4時
※詳細は出雲大社公式サイトへ
https://izumooyashiro.or.jp/
2.出雲大社での参拝作法
一般的には「2礼2拍手1礼」ですが、出雲大社の正式な参拝作法は「2礼4拍手1礼」です。
(1)二度拝礼して
(2)四回柏手を打ち
(3)最後にもう一度拝礼します。
(境内の全ての社も同様です)
3.日本最大級の大注連縄(おおしめなわ)
出雲大社の神楽殿正面にある「大注連縄」は日本最大級の大きさで、長さ約13.6m、重さ約5.2tにもおよびます。数年に一度新しいものに懸け替えられます。
4.出雲大社とウサギたち
大国主大神さまが神々の従者となって大きな袋を背負いながら因幡の国へ赴かれている途次、赤裸となって苦しみ悩んでいるウサギに出会われ治療され助けられたという「因幡のしろうさぎ」のお話しは、古事記に記され語り継がれています。
その繋がりで、出雲大社境内にはウサギの石像がたくさんあります。お参りの合間に、1羽1羽違う表情のウサギたちを探してみるのも楽しいですね。
神在月をテーマにした劇場オリジナルアニメ「神在月のこども」
“あらすじ
日本各地では『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が出雲地方では『神在月(かみありづき)』と呼ばれる由縁ーそれは八百万(やおよろず)の神々が、全国から姿を無くし、翌年の縁を結ぶ会議のため、出雲に集うという云われに在った。 主人公は、現代を生きる、12才の少女。母の他界で、好きだった走ることが嫌いになってしまったこども。 その彼女が、在る月、まわりはじめた神々の歯車によって、出雲へ向けて走り出す物語。”
▼引用:神話の縁結びかみがたりネットワーク「神在月のこども」特設ページ
https://kamigatarinetwork.jp/kamiari/
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