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ノーファンデでも毛穴を目立たなくする方法をご紹介

ノーファンデメイクはファンデーションを使わないメイク方法ですが、「ファンデーションを使わないと毛穴が目立つのでは?」と不安な方も多いのではないでしょうか。

毛穴が隠れないと結構目立つので不安もありますよね。ノーファンデメイクはファンデーションこそ使いませんが、他のアイテムを使えばあまり目立たないようにすることができます。

本記事では、毛穴が目立たないノーファンデメイク方法やおすすめスキンケア方法などをご紹介します。

1.ノーファンデメイクは毛穴が気になる?

ノーファンデメイクは、ファンデーションをしないので毛穴が目立つかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。たしかに、ファンデーションをしないと毛穴をきれいにカバーできない面もあります。

しかし、フェイスパウダーやコンシーラーなどのアイテムを使えば、ある程度カバーすることが可能です。

 

2.毛穴の目立たないノーファンデメイク方法

メイクのやり方によって毛穴を目立たなくさせることができます。ここでは毛穴の目立たないノーファンデメイク方法をご紹介します。

2.1 日焼け止め

最初に日焼け止めを塗ります。ノーファンデメイクはファンデーションを塗らないため、日焼け止めをしっかりと塗って紫外線と毛穴対策を行うのがおすすめです。顔はもちろん、首まで入念に塗って紫外線と毛穴対策を行います。

特におでこ、鼻筋、頬の上などの日焼けしやすい部分にはしっかり塗っておきます。またトーンアップ効果のあるアイテムを選べば、肌の色ムラを抑えられます。

 

2.2 下地

カバー力が高い化粧下地やBBクリームを使えば、毛穴や肌の色ムラをカバーできます。下地の段階で肌を均一にしておけば、ファンデーションを塗らなくても肌をきれいに見せることができます。

ただし、毛穴を隠したいからといって厚塗りするのは避けましょう。厚塗りすると首と色が違って浮いて見えてしまいます。

またUVカット効果のある下地を使えば、日焼け止めを使わなくても紫外線対策ができます。時短にもなるのでおすすめです。

 

1. 下地を顔に置く

日焼け止めと下地を両方使用する場合、日焼け止めの後に下地を塗りましょう。下地のみを使用する場合は、UVカット効果のものを選ぶことをおすすめします。

製品にもよりますが、まず下地を手の甲にパール2,3個分ほど出しましょう。そして両頬、額、鼻筋、あごの5点に置きます。面積の広い両頬をやや多めに、狭いあごはやや少なめにします。最初に顔の5点に量を調整しながら置けば、塗りやすくなります。

 

2. 顔全体に塗る

顔に置いた下地を両手でなじませます。乳液を付けるような感覚で、擦らないようにやさしく行うことが大切です。まずは、頬に置いた下地を頬全体に塗り広げましょう。下地はムラがないようにすることが大切なので、フェイスラインまでしっかり伸ばします。

 

2.3 コンシーラー

コンシーラーで気になる部分をピンポイントでカバーします。コンシーラーを取り入れることで、ファンデーションを使わなくても毛穴をカバーできます。コンシーラーでは、毛穴だけでなく目元のクマや鼻周りの赤み、くすみなどを目立たなくできます。

コンシーラーには大きく分けて「スティックタイプ」と「リキッドタイプ」があります。この2つは肌の悩みやカバーしたい部分によって使い分けるのがおすすめです。

・スティックタイプ

スティックタイプは、肌にしっかり密着し、カバー力が高いのが特徴です。赤み、シミ、毛穴、そばかすなど広い範囲をカバーするのに向いています。ニキビ跡などピンポイントで気になる場所がある場合は、指にとってのせるように付けると、きれいに付けられます。

 

・リキッドタイプ

肌になじみやすいため、肌のくすみや影などをカバーするのに適しています。また乾燥しやすい目元や口元への使用もおすすめです。また、ほうれい線をカバーするのにも向いています。

 

毛穴の気になる部分には、円を描くようにコンシーラーを塗ります。その後、下から上に向かって、指でコンシーラーを周りの肌となじませます。厚塗りすると不自然になってしまうので、薄く塗り広げることが大切です。

 

2.4 フェイスパウダー

フェイスパウダーは仕上げに使います。肌のテカリを抑えたり、外部刺激から守るために塗ります。ナチュラルなツヤ感のある肌に仕上げたいときには、必要な部分にだけ塗るのがおすすめです。

1. Tゾーンと小鼻周りに塗り広げる

まずテカリやすいTゾーンと小鼻周りにフェイスパウダーを塗ります。何度が往復させて

ブラシの角度を変えながら塗ることで、肌全体に密着しやすくなります。

コンシーラーを使う場合は、コンシーラーを塗ってから薄くフェイスパウダーを塗るのがおすすめです。

 

2. 頬に塗る

頬は内側から外側に円を描くようにブラシで塗りましょう。力を入れ過ぎたり、厚塗りしたりすると、ナチュラル感がなくなってしまいますので注意が必要です。

目の周りはブラシ先端を使い、ピンポイントでなじませます。パフを使用する場合は余分な粉を落とし、軽く押さえるようにして塗ります。

 

3.毛穴の悩みを解決しよう!おすすめスキンケア方法

ノーファンデメイクでも、コンシーラーやフェイスパウダーなどのアイテムを使えば、毛穴を隠すことはできます。しかしやはり、毛穴の悩みを解決するのが一番ではないでしょうか。ここでは、毛穴の悩み解決につながるおすすめスキンケア方法をご紹介します。

 

3.1 クレンジング

クレンジングでも洗顔でも、肌の摩擦はNGです。できるだけ擦らないように、メイクや汚れを落とします。

とろみのあるクレンジングを選べば、摩擦が少なく、肌への負担を減らせます。ただし、洗浄力が強過ぎると肌に必要な皮脂や水分まで失われる可能性があるので、ジェルタイプやミルク(乳液)タイプなどを選ぶのがおすすめです。

またアイメイクなどを取る場合は、綿棒やコットンを使うのがおすすめです。肌当たりの良い綿棒にクレンジング剤を取り、マスカラを絡めとるように落としましょう。アイシャドウなどはコットンにクレンジング剤を含ませ、優しく押さえてふき取ります。目の周りの皮膚は薄いため、摩擦には注意しましょう。

 

3.2 洗顔

クレンジングでメイクを落としたら、洗顔を行います。

毛穴の黒ずみに悩んでいるなら、メイクを落とした後にホットタオルを使うのがおすすめです。ホットタオルで顔を温めれば毛穴が緩み、角栓をオフしやすくなると言われています。

1. 洗顔料を泡立てる

顔をやさしく洗うコツは、洗顔料をしっかりと泡立てることです。手のひらを下にしても落ちないくらいの弾力泡を作りましょう。泡立てネットを使えば簡単に泡立てられるのでおすすめです。

 

2. やさしく洗う

泡を顔にのせて、やさしく洗います。指で肌を直接擦らないように、泡でなでるイメージで洗いましょう。時間をかけ過ぎると肌の負担になってしまうため、30秒〜1分ほどで終えるのがおすすめです。

 

3. ぬるま湯で洗い流す

洗い流す際には水ではなく、ぬるま湯を使うのがおすすめです。ごしごしと擦らないように洗い流します。洗顔料が残ってしまうと肌トラブルの原因となるので、丁寧に行います。

 

4. タオルでやさしく拭き取る

清潔なタオルでやさしく水分を拭き取りましょう。ごしごしと拭いてしまうと、摩擦で肌にダメージを与えてしまいます。やさしく抑えるように拭き取るとこが大切です。

 

3.3 潤いを与える

洗顔の後はしっかり保水をしましょう。特に冬は肌表面の水分が失われがちなので、肌のバリア機能が弱まりやすいとされています。すると、乾燥で毛穴が目立ってしまうこともあります。ここでは、乾燥による毛穴の開きを解消するためのテクニックをご紹介します。

1. 内側から外側に向かって化粧水を付ける

化粧水を手に取り、両手で顔全体に塗布します。頬は内側から外側へ手の位置をずらしながらなじませます。額、あごなども同様に行いますが、力を入れずやさしく行いましょう。

 

2. 2度付けする

1回目よりやや少なめの化粧水を手に取ります。今度は下から上に向かって、縦方向に化粧水をなじませます。

化粧水は重ね付けをして肌にたっぷりと水分補給します。肌が潤うと毛穴が目立ちにくくなります。

 

4.毛穴が目立たないおすすめフェイスパウダーの選び方

メイクの仕上げに行うフェイスパウダーには、さまざまな種類があります。毛穴を目立たなくさせる種類もあるので、自分の肌に合ったものを選びましょう。ここでは毛穴が目立たないおすすめフェイスパウダーの選び方をご紹介します。

 

4.1 仕上げ感で選ぶ

フェイスパウダーは製品によって仕上がりの質感が異なるため、自身の肌や好みによって選びましょう。仕上がりの質感は大きく分けて「ツヤ肌」と「マット肌」があります。

・ツヤ肌

輝きのある肌に仕上げたいときは、ツヤ肌向けのものを選ぶのがおすすめです。たとえば、パール入りのルースパウダーなら、付けるだけで輝きのある仕上がりになります。肌にのせると光の反射によって、毛穴が目立ちにくい仕上がりになります。

・マット肌

落ち着いた雰囲気に仕上げたい、もしくはよりカバー力の高いものを選びたいときには、マット肌タイプがおすすめです。さらにマットな質感が欲しいなら、パールが入っていないものが向いています。より色ムラになりにくく、マット感のある肌に近づけるでしょう。

 

またフェイスパウダーには大きく分けて2つの種類があります。

・プレストタイプ

プレストタイプは、パウダーを押し固めたフェイスパウダーです。肌への密着力が高いためカバー力があり、色ムラになりにくいのが魅力です。カバー力の高さやマットな質感を求めている方に向いています。適度にツヤ感が欲しい場合は、ハイライトやコンシーラーと併用したり、パール入りのものを選ぶ方法があります。また薄い形状のものが多いため、持ち運びに便利なのは、プレストタイプです。

 

・ルースタイプ

ルースタイプはパウダー状になっており、穴が開いた部分から出た粉をパフに付けて使用します。ふんわりとした肌に仕上がるため、よりナチュラルなメイクをしたい人向けです。粉なので持ち歩きには向いておらず、自宅でのメイクに使うことをおすすめします。

 

自身の肌タイプやなりたい雰囲気、持ち運びをするかどうかなどを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。

 

4.2 スキンケア成分で選ぶ

ノーファンデメイクでも長時間メイクをしていれば、肌トラブルが起きやすいものです。そのため、特に肌の弱い方は、フェイスパウダーに含まれている成分も確認しましょう。たとえば、乾燥肌の人がフェイスパウダーを使うと、粉浮きしてしまう可能性があるため、ヒアルロン酸など保湿効果の高い成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。

 

またUV対策に力を入れたいなら、UVカット効果があるフェイスパウダーを使うのも1つの手です。SPF/PAの数値のチェックを行いましょう。外出時の化粧直しにも役立ちます。メイクの上から、UV対策をやり直すのは大変ですが、UVカット効果のあるフェイスパウダーなら、メイクの上から付け直すことで簡単にUV対策ができます。こまめに付け直すことが可能です。

5.毛穴が目立たないノーファンデメイク方法を知ろう

ノーファンデメイクはファンデーションを使用しないため、そのままメイクすると毛穴が目立ってしまう可能性があります。そのため、毛穴の悩みをカバーしたいなら、化粧下地、コンシーラー、フェイスパウダーなどの使用がおすすめです。

また日々のスキンケアを丁寧にすることで、毛穴を目立たなくできる可能性があるため、試してみてはいかがでしょうか。