「朝起きたら顔がテカテカ」「メイクが崩れやすい」「毛穴の黒ずみが気になる」など脂性肌の方にとって、こうした悩みはよくあることではないでしょうか。
実は、脂性肌のケアで最も大切なのは「正しいスキンケアの順番」を守ること。
間違った手順でケアを続けていると、皮脂分泌がさらに増えてしまう悪循環に陥ることもあります。

この記事では、脂性肌の方が朝と夜それぞれに実践すべきスキンケアの順番を詳しく解説します。
余分な皮脂をしっかりオフしながら、必要なうるおいは守るバランスの取れたケア方法を身につけて、テカリ知らずの健やかな肌を目指しましょう。

監修者情報
監修者写真 ドクターリセラ株式会社
リセラダイレクト事業部
コンテンツ企画・薬機法管理
(元パーソナルビューティーアドバイザー)
湯浅 朋子
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PBA(パーソナル・ビューティー・アドバイザー)としてお客様対応を経験後、販促物の企画、お客様インタビューの取材・編集やイメージ撮影のディレクションを担当。現在は会報誌や肌活ナビの企画・執筆のほか、薬機法管理にも携わる。

脂性肌のスキンケアで大切な基本

Tゾーンや頬のテカリ・皮脂に悩む女性のイラスト

脂性肌の納得のいくスキンケアを見つけるには、まず基本となる考え方を理解することが重要です。単に「皮脂を落とせばいい」という発想では、かえって肌トラブルを招いてしまうことがあります。

脂性肌の方がスキンケアで意識すべきポイントは、「余分な皮脂をオフしながら、水分と油分のバランスを整える」ことです。皮脂が過剰に分泌される原因のひとつに、肌の乾燥があります。肌が乾燥すると、それを補おうとして皮脂腺が活発になり、結果的にテカリやベタつきが増してしまうのです。

皮脂バランスの重要性

脂性肌のケアでは、皮脂を「取りすぎない」ことと「残しすぎない」ことのバランスが鍵となります。過度な洗顔や強い洗浄力のアイテムを使いすぎると、肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥を招きます。すると肌は危機感を感じて、さらに多くの皮脂を分泌するという悪循環に陥ってしまいます。

一方で、皮脂を十分に落とせていないと、毛穴の悩みや肌荒れの原因になります。適切な洗浄力のアイテムを選び、正しい順番でケアを行うことで、皮脂バランスがうまくいくようになります。

保湿の必要性を理解する

「脂性肌だから保湿は控えめに」と考えている方も多いかもしれません。しかし、これは避けたい考え方です。脂性肌であっても、肌内部の水分が不足している「インナードライ」の状態になっていることが少なくありません。

保湿をしっかり行うことで、肌の水分バランスが整い、過剰な皮脂分泌を抑えるメリットが期待できます。ただし、油分の多いアイテムは避け、水分をたっぷり含んだ軽い使用感のものを選ぶことがポイントです。

以下の表で、脂性肌のスキンケアにおける基本原則をまとめました。

ポイント 正しいアプローチ 避けるべきこと
洗顔 やさしく丁寧に洗う ゴシゴシ強くこする
保湿 水分をたっぷり与える 保湿を省略する
アイテム選び 軽いテクスチャーを選ぶ 油分の多いものを使う
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脂性肌のケアは「落とす」と「与える」のバランスが大切です。保湿を怠らないことが、テカリ軽減への近道ですよ。

朝の脂性肌スキンケアの順番

朝のスキンケア手順(1.洗顔、2.化粧水、3.軽い保湿)の3ステップを解説したイラスト

朝のスキンケアは、睡眠中に分泌された皮脂を落としながら、一日中快適に過ごせる肌を整えることが目的です。正しい順番で行うことで、メイクなじみも良くなり、日中のテカリを抑えるメリットが期待できます。

朝の基本的なスキンケアの流れは以下の通りです。

  1. ぬるま湯で予洗い
  2. 洗顔は泡でやさしく洗う
  3. 化粧水で水分を補給
  4. 軽めの美容液や保湿ジェルで整える
  5. 日やけ止めで紫外線対策

ぬるま湯洗顔のコツ

朝の洗顔で最も重要なのは、30〜32度程度の水またはぬるま湯を使うことです。熱すぎるお湯は肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、冷たすぎる水では皮脂汚れが十分に落ちません。

洗顔料はしっかり泡立てて、泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。特にTゾーン(額・鼻・顎)は皮脂が多いので、丁寧に洗うことがポイントです。

化粧水の重ねづけ方法

洗顔後は、時間を置かずにすぐ化粧水をつけることが大切です。洗顔後の肌は水分が逃げやすい状態なので、素早く水分を補給しましょう。

脂性肌の方には、さっぱりタイプの化粧水を「重ねづけ」する方法がおすすめです。一度にたくさんつけるよりも、少量を2〜3回に分けて重ねることで、肌にしっかり水分がなじみます。顔全体にやさしくなじませた後、同じ動作を繰り返しましょう。

軽めの保湿と日やけ止め

化粧水の後は、油分控えめの美容液やジェルで保湿します。こってりとしたクリームは避け、みずみずしいテクスチャーのアイテムを選ぶと、ベタつきを感じにくくなります。

最後に日やけ止めを塗って、朝のスキンケアは完了です。紫外線は肌のバリア機能を低下させ、皮脂バランスを乱す原因にもなります。製品ごとの推奨量を守り、毎日欠かさず塗る習慣をつけましょう。

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朝のケアは「手早く丁寧に」がポイント。化粧水の重ねづけで、日中のテカリを予防しましょう。

夜の脂性肌スキンケアの順番

夜のスキンケア手順(1.W洗顔、2.化粧水、3.美容液と保湿)の3ステップを解説したイラスト

夜のスキンケアは、一日の汚れやメイクをしっかり落とし、睡眠中の肌をサポートすることが目的です。朝よりも丁寧にケアを行い、肌を健やかに整えましょう。

夜のスキンケアでは、クレンジングから始めることが重要です。メイクをしていない日でも、皮脂や日やけ止め、外気の汚れなどが肌に付着しています。これらを落とすために、毎日のクレンジングを習慣にしましょう。

クレンジングの選び方

脂性肌の方には、バームタイプやミルクタイプ、ジェルタイプのクレンジングがおすすめです。肌にやさしいテクスチャーのものを選び、丁寧にメイクや汚れを浮かせて落としましょう。

クレンジングの際は、肌を強くこすらないように注意が必要です。手の平や指の腹を使って、やさしくなじませ、水またはぬるま湯でしっかりすすぎます。

洗顔と化粧水の手順

クレンジングの後は、洗顔料を使ってダブル洗顔を行います。朝と同様に、しっかり泡立てた泡でやさしく洗いましょう。夜は一日の汚れが溜まっているため、特に丁寧に洗うことが大切です。

洗顔後の化粧水は、朝と同じく重ねづけがおすすめです。夜は時間に余裕があるので、コットンパックを取り入れるのも効率的です。化粧水を含ませたコットンを気になる部分に数分のせると、角質層まで水分が届きやすくなります。

美容液と保湿の仕上げ

夜のケアでは、美容液を取り入れることで、より丁寧なスキンケアができます。脂性肌の方には、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体などの成分が配合された美容液がおすすめです。

以下の表で、脂性肌に適した成分をまとめました。

成分名 期待できる働き
ナイアシンアミド 皮脂バランスを整える
ビタミンC誘導体 肌を引き締める
セラミド 肌を保護する力をサポート
ヒアルロン酸 水分を保持する

美容液の後は、保湿ジェルや軽めのクリームで仕上げます。夜はターンオーバーの時間なので、しっかりと保湿をしておくことが翌朝の肌状態につながります。

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夜のケアは「落とす」「与える」「整える」の3ステップ。美容液を加えることで、翌朝の肌が変わってきます。

脂性肌スキンケアで避けるべきNG行動

バツ印の札を掲げて困った表情をする女性

正しい順番でスキンケアを行っていても、いくつかのNG行動をしていると、せっかくの努力が台無しになってしまいます。脂性肌の方が陥りやすい間違いを確認し、日々のケアを見直しましょう。

  • 一日に何度も洗顔する
  • 熱いお湯で顔を洗う
  • 保湿を省略する
  • あぶらとり紙を頻繁に使う

過剰な洗顔

「テカリが気になるから」と一日に何度も洗顔するのは、かえって逆効果です。洗いすぎると肌に必要な皮脂まで奪われ、肌は「皮脂が足りない」と判断して、さらに多くの皮脂を分泌してしまいます。

洗顔は朝と夜の2回で十分です。日中にテカリが気になる場合は、ティッシュで軽く押さえる程度にとどめましょう。

熱湯での洗顔

熱いお湯で洗顔すると、皮脂が過剰に落ちてしまうだけでなく、肌のバリア機能も低下します。バリア機能が弱まると、外部刺激に敏感になり、肌荒れを起こしやすくなります。

洗顔時の水温は30〜32度程度の水またはぬるま湯が最適です。手で触れて「少しぬるいかな」と感じる程度が目安です。冬場は特にお湯の温度が高くなりがちなので、意識して調整しましょう。

脂性肌スキンケアを継続するコツ

鏡の前で自分の両頬に手を添えて笑顔で肌状態を確認する女性

正しいスキンケアの順番を理解しても、継続できなければ意味がありません。忙しい毎日の中でも、無理なく続けられるポイントを押さえておきましょう。

脂性肌のケアは、すぐに結果が出るものではありません。肌の調子が整うまでには時間がかかるため、焦らず続けることが大切です。

シンプルなステップを心がける

スキンケアのステップが多すぎると、続けるのが大変になってしまいます。脂性肌のケアは、基本的なステップをしっかり行うことが重要です。あれこれアイテムを増やすよりも、クレンジング・洗顔・化粧水・保湿という基本の流れを丁寧に行うことを優先しましょう。

肌状態を観察する習慣

毎日同じケアを機械的に行うのではなく、その日の肌状態に合わせてケア内容を微調整することも大切です。朝起きたらすぐに肌状態をチェックして、その日のケア内容を決めましょう。

  • 毎朝、鏡で肌の状態を確認する
  • 季節の変わり目は特に注意する
  • 生理前後は皮脂が増えやすいことを意識する
  • 睡眠不足やストレスも肌に影響することを覚えておく

生活習慣も見直す

バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけることで、内側からも肌をサポートできます。特に、油っこい食事や糖分の多い食べ物は皮脂分泌を促すといわれているため、控えめにすることをおすすめします。

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継続は力なり。シンプルなケアを毎日続けることが、理想の肌への一番の近道です。

脂性肌のスキンケアに関するよくある質問

Q&Aのイラスト

脂性肌でも保湿は必要ですか?

はい、必要です。脂性肌の方は肌内部の水分が不足していることが多いです。保湿を怠ると、肌が乾燥を補おうとして皮脂分泌がさらに増えてしまうことがあります。水分をたっぷり含んだ軽いテクスチャーのアイテムを選んで、しっかり保湿しましょう。

メイクをしていない日もクレンジングは必要ですか?

メイクをしていない日でも、毎日のクレンジングを推奨します。日焼け止めや皮脂、外気の汚れなどは、洗顔料だけでは落としきれないことがあります。汚れをしっかり落とすことで、スキンケアの効果も高まります。

日中のテカリを抑える方法はありますか?

朝のスキンケアで化粧水をしっかり重ねづけし、肌に水分を補給しておくことが大切です。また、日中にテカリが気になった場合は、ティッシュで軽く押さえる程度にとどめましょう。皮脂を取りすぎると、かえってテカリが増してしまうことがあります。

まとめ

「まとめ」と書かれたカード

脂性肌のスキンケアで最も大切なのは、正しい順番を守りながら、「落とす」と「与える」のバランスを意識することです。朝は睡眠中に分泌された皮脂をやさしく落とし、水分をしっかり補給してから日やけ止めで仕上げましょう。

夜はクレンジングで一日の汚れをしっかり落とし、化粧水や美容液で肌を整えます。メイクの有無に関わらず、毎日のクレンジングを習慣にすることで、肌の調子が整いやすくなります。

過剰な洗顔や熱湯での洗顔など、NG行動を避けることも重要です。シンプルなケアを毎日継続し、生活習慣も見直すことで、テカリ知らずの健やかな肌を目指しましょう。正しいスキンケアの順番を実践して、理想の肌を手に入れてくださいね。