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ノーファンデ生活で得られる効果やメリットは?初心者でも大丈夫?

近頃、美容好きな方の中で流行っている「ノーファンデ生活」というものをご存知でしょうか?ノーファンデというとすっぴんで過ごすことをイメージされるかもしれませんが、すっぴん生活とは違います。

今回はノーファンデ生活で得られる効果やメリットなどについて詳しく説明します。

1.そもそもノーファンデで過ごすってどういうこと?

ノーファンデ生活とは、単純にファンデーションだけを使わない方法なのか、それとも下地のみで済ませる方法なのか疑問に思う方もいるでしょう。まずはノーファンデで過ごすとはどういう意味なのか説明します。

1.1 ノーファンデ=すっぴんではない!

冒頭でも説明したように、ここでいう「ノーファンデ」は、すっぴんで過ごすという意味ではありません。

ファンデーションを使わないメイクを指しており、日焼け止めは塗りますし、場合によってはコンシーラーも使います。

1.2 ノーファンデ生活で使うアイテムは主に4つ

ノーファンデ生活で使うアイテムは主に、

  • 日焼け止め
  • 化粧下地
  • フェイスパウダー
  • ハイライト

の5つです。

日焼け止めが必須なのは、紫外線による刺激から肌を守る必要があるからです。化粧下地やハイライトはくすみを飛ばし、明るい印象のメイクに仕上げるため。フェイスパウダーは皮脂によるテカリを防ぐために使います。

もちろん、化粧下地の役割がある日焼け止めを使っても構いません。

このようにノーファンデ生活はすっぴん生活と違い、必要最低限のメイクはするということを知っておきましょう。

1.3 アイメイクやチークはその日の気分でOK

ノーファンデ生活でも、アイメイクやチークをしてもOKです。もちろん毎日でなくても良く、その日の気分や予定、外出先などシーンによって決めてもらって構いません。

 

2.ノーファンデで過ごす効果やメリットは?

近頃はノーファンデ生活をスタートする人が増えているのですが、それは以下の6つのメリットが得られるからです。

2.1 肌荒れしにくくなる

近頃は無添加のファンデーションが増えてはいますが、石油系合成界面活性剤やパラベン(防腐剤)などの添加物が入ったものも多く売られています。添加物は肌に刺激を与えるため、バリア機能が低下してニキビなどの肌荒れを起こす場合があります。

ノーファンデ生活を続ければ、ファンデーションを塗っていた時よりも肌への刺激が減るので肌荒れしにくくなるのがメリットです。クレンジングで落としきれなかったファンデーションが肌に残り続けることも防げます。

ニキビや吹き出物が多いと、ファンデーションを使って隠したくなるでしょう。しかし、根本から肌荒れをなくすためには、隠すのではなくノーファンデ生活で肌への刺激を軽減させた方が近道なのです。

2.2 体の内側からのケアに気を使うようになる

ノーファンデの場合、コンシーラーを使うのは部分的です。ファンデーションを使う時より素肌感が出るので、肌荒れをしているとアラが目立つようになります。

そのため、ノーファンデでも美肌に見えるよう、体の内側からのケアに気を使うようになるのもメリットの一つです。

たとえば、目の下のクマがひどくならないよう睡眠の質を上げる、透明感が出るようビタミンCのサプリメントを飲むなどのインナーケアを行う人が多い傾向にあります。

2.3 コスメの減りが遅くなり節約になる

ノーファンデで過ごす日が増えると、当たり前ですがファンデーションの減りは遅くなります。アイシャドウやチークを使う頻度も少なくなれば、さまざまなコスメが長持ちするはずです。

毎日使えば1〜2ヶ月に1回の頻度で購入しなければいけません。3ヶ月に1回の頻度になるだけでも美容代は節約できるので、余ったお金は貯金や娯楽などに回せます。

2.4 メイクの時間を短縮できる

ファンデーションはムラになりやすく、ムラになったままだと目立ちやすいので、しっかり塗ろうと思うと意外と時間がかかります。

日焼け止めや化粧下地は無色か色づきが薄いタイプが多いため、顔全体にサッと広げるだけで済むでしょう。アイシャドウとチークなしで過ごせば、ノーファンデ生活の方が圧倒的にメイク時間は短くて済みます。

その分、朝ゆっくりと過ごす時間が取れ、気持ちの良い1日をスタートできるのもノーファンデ生活のメリットでしょう。

2.5 化粧崩れしにくくなる

メイクのうち最も崩れやすいのがファンデーションです。ファンデーションは皮脂や汗と混ざった時にヨレやすいだけでなく、色が付いているのでヨレた時に目立ってしまいます。

その点、ノーファンデ生活なら、たとえ化粧下地や日焼け止めがヨレてもあまり目立ちません。そもそも崩れにくいアイテムしか使わないので、化粧崩れしにくくメイク直しの手間もかからないのが良い点です。

2.6 マスクにメイクが付きにくくなる

マスクを外したら、裏側にメイクがベッタリという経験がある人は多いはずです。メイクが付いたままのマスクを長い時間付けていると、マスク内で雑菌が繁殖しやすくなるのでおすすめできません。

マスクに付きやすいメイクはファンデーションとリップです。ノーファンデ生活に切り替え、マスクに付きにくいリップを選べば、マスクにメイクが付く悩みから解放されます。マスクによって肌荒れを起こしやすい人も、ノーファンデ生活を続ければ、少しずつ肌荒れしにくくなっていくでしょう。

 

3.ノーファンデ生活の効果はどれぐらいで表れる?

多くのメリットが得られるノーファンデ生活ですが、一体どれぐらいで効果を実感できるのでしょうか?

3.1 効果が出るまでの期間は個人差がある

ノーファンデ生活による効果が出るまでの時間は個人差があります。たとえば、肌荒れがひどい人だと1ヶ月ぐらい経った頃から少しずつ気にならなくなっていき、メイク崩れが悩みならノーファンデ生活初日から効果を感じられるでしょう。

ノーファンデ生活を始めてからすぐに効果が出る人だけでなく、1ヶ月以上続けないと目に見えた変化がない人もいます。「効果がないから」と短期間でやめてしまうのではなく、最低でも1ヶ月、できれば3ヶ月は続けて効果を見ていきましょう。

3.2 初めは週の半分からスタートすると◎

ノーファンデに切り替えてすぐは「メイクが薄い」「肌悩みが隠せない」と感じる人は多いものです。休日はそれでも良いかもしれませんが、デートや大事な仕事がある時は、美肌に見えるようファンデーションを使ってしっかりとメイクをしたいと思うでしょう。

もちろん、ノーファンデ生活はスタートしてから、絶対に毎日続けなくてはいけないものではありません。スケジュールやその日の気分に合わせて、お休みする日があっても構いません。

ただし、ファンデーションをする日の割合が多いと、ノーファンデによるメリットは得にくくなります。そのため、まずは週の半分からスタートして、慣れてきたら必要に応じて週に1〜2回ほどファンデーションをするぐらいの頻度がおすすめです。

肌荒れがひどい時やノーファンデを始めたばかりの頃は、アラが隠せないことで「肌が汚く見える」と感じます。その結果、途中でやめてしまってはメリットが得られないので、徐々に慣らす方法でトライしてみましょう。

 

4.ノーファンデだと肌が汚く見える?そんな時の対処法

ノーファンデにすると肌が汚く見える原因は、大きく分けると素肌が荒れているか、メイクの方法に問題があるかのどちらかです。

素肌の荒れが原因の場合は、ノーファンデ生活を続けていけば徐々に気にならなくなります。メイクが原因なら、これからご紹介する3つのポイントを確認して、メイクのやり方が間違っていないかチェックしてみましょう。

4.1 スキンケアの方法を見直す

ファンデーションを使わないと毛穴を埋められないため、毛穴開きを目立たなくするためのスキンケアが必要です。もし毛穴が開いたままノーファンデで過ごしているなら、まずはスキンケアの方法を見直してみましょう。

毛穴は古い角質や皮脂が詰まると開きやすくなります。角質や皮脂を落とすことに特化したクレンジングや洗顔を使い、余計なものを毛穴に溜め込まないように注意しましょう。メイクの前にホットタオルを使って毛穴を開かせておくと、毛穴汚れが落ちやすくなるので取り入れてみてください。

化粧水や美容液、乳液は毛穴を引き締める効果があるものがおすすめです。ビタミンCやビタミンC誘導体は毛穴引き締め効果がある成分なので、配合されたものを選ぶのもよいでしょう。

また、肌が乾燥すると毛穴は開きやすくなるため、洗顔後はすぐにスキンケアを行い、うるおいが持続するアイテムを選ぶのも忘れてはいけません。肌の土台を作り上げるだけでも、ノーファンデ時の肌はグッとキレイに見えるようになります。

4.2 フェイスパウダーの厚塗りはNG

ファンデーションを塗らないと、ついフェイスパウダーを厚塗りして肌荒れを隠したくなります。

しかし、フェイスパウダーも必要以上に塗るとヨレやすくなるので注意。特に汗をかきやすい夏や長時間マスクをする時は、「マスクを取ったらメイクがヨレて汚い…」というトラブルが起きやすくなります。

フェイスパウダーは顔全体に薄めに塗るか、テカリやすいおでこや鼻、ベタつきやすい顔周りにのみ塗るかどちらかの方法がおすすめです。

また、フェイスパウダーを筆やパフに取ってそのまま肌に塗るのはNG。筆は手の甲などでワンバウンドさせて不要な粉を落としてから、パフは揉み込んでなじませてから塗ると、ムラなく均一に塗れます。

4.3 くすんで見えるならハイライトを使用 

肌が全体的にくすんで見えるなら、ハイライトをプラスすると良いです。ハイライトは顔に明るさを出すアイテムで、白系のものを選べばノーファンデでも肌になじみます。

おすすめは、目頭の横のくぼみ(女神スポット)・鼻筋・頬の一番高い位置の3箇所にハイライトを入れる方法です。この位置に入れると顔全体が明るく見えます。マスクが当たらない部分なので、マスク中でもくすみを感じにくいメイクが楽しめるでしょう。

 

5.ノーファンデ生活を続けて美肌効果を得よう

ノーファンデ生活はファンデーションを使わず、日焼け止めや化粧下地、パウダーなどでメイクを仕上げます。

ファンデーションによる肌への刺激や、クレンジングによる肌への負担を減らせるため、続けるほどに美肌に近づくでしょう。

まずは週に2〜3回でも良いので、ぜひトライしてみて「素肌美人」を目指してはいかがでしょうか。

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