「食事を減らしているのに体重が落ちない」「以前より太りやすくなった気がする」と感じていませんか。年齢とともに痩せにくくなる原因の一つに、基礎代謝の低下があります。基礎代謝とは、呼吸や体温維持など生命活動を維持するために必要なエネルギーのことで、1日の総消費エネルギーの約60〜70%を占めています。この基礎代謝を上げることができれば、同じ食事量でも太りにくい体質へと近づくことができます。

しかし、何をどのくらい・どのような頻度で実践すれば代謝が上がるのか、具体的な方法が分からないという方も多いでしょう。極端な食事制限だけでは、かえって基礎代謝を下げてしまい、リバウンドしやすい体になってしまう可能性があります。

この記事では、基礎代謝を上げて脂肪が燃えやすい体を作るための具体的な方法を、運動・食事・生活習慣の観点から科学的根拠にもとづいて解説します。すぐに実践できる行動プランも提示しますので、無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。

監修者情報
監修者写真 ドクターリセラ株式会社
リセラダイレクト事業部
コンテンツ企画・薬機法管理
(元パーソナルビューティーアドバイザー)
湯浅 朋子
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PBA(パーソナル・ビューティー・アドバイザー)としてお客様対応を経験後、販促物の企画、お客様インタビューの取材・編集やイメージ撮影のディレクションを担当。現在は会報誌や肌活ナビの企画・執筆のほか、薬機法管理にも携わる。

基礎代謝とは何か

基礎代謝の状態による体への影響の対比イラスト基礎代謝とは、私たちが安静にしている状態でも消費されるエネルギーのことです。呼吸や心臓の拍動、体温の維持、細胞の生まれ変わりなど、生命を維持するために必要な最低限のエネルギー消費を指します。1日の総消費エネルギーは、基礎代謝、活動代謝、食事誘発性熱産生(食事で消費されるエネルギー)の3つに分けられます。

基礎代謝は総消費エネルギーの約60〜70%を占めており、最も大きな割合を持っています。活動代謝は身体を動かすことによって消費されるエネルギーで約20〜30%、食事誘発性熱産生は食事の消化・吸収に使われるエネルギーで約10%を占めます。つまり、基礎代謝を高ければ、安静時でも多くのエネルギーを消費できる体になり、脂肪が燃えやすい体質へと近づけるのです。

基礎代謝が低下する主な原因

基礎代謝は年齢とともに低下していきます。特に筋肉量の減少が大きな要因となります。筋肉は脂肪組織よりも多くのエネルギーを消費する組織であり、筋肉量が減ると基礎代謝も下がってしまいます。一般的に、20代をピークとして基礎代謝は徐々に低下し、40代以降は特に大きく下がります。

その他にも、運動不足、極端な食事制限、水分不足、睡眠不足などが基礎代謝の低下につながる要因となります。特に極端なカロリー制限を行うと、身体が省エネモードに入り、基礎代謝が下がってしまう可能性があります。また、ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れも、基礎代謝に影響を与えます。

基礎代謝が低いとどうなるのか

基礎代謝が低下すると、様々なサインが体に現れます。疲れやすい、体が冷えやすい、便秘になりやすい、体重が減りにくいといった症状がその代表例です。さらに、抜け毛が増える、肌の調子が悪くなる、月経不順になるといった変化が起こることもあります。

基礎代謝が低い状態が続くと、同じ食事量でも太りやすくなり、ダイエットの効果も出にくくなります。また、体温が低下することで免疫の働きにも影響が出る可能性があります。基礎代謝を上げることは、体重管理だけでなく、健康維持の観点からも重要なのです。

基礎代謝低下のサイン 具体的な症状 体への影響
疲労感 慢性的なだるさ、疲れが取れない 日常活動の質の低下
冷え 手足が冷たい、体温が低い 血流の悪化、免疫力の低下
体重変化 体重が減りにくい、太りやすい 脂肪の蓄積、体型の変化
消化機能 便秘になりやすい 腸内環境の悪化

上記の表は、基礎代謝が低下したときに現れやすいサインをまとめたものです。これらの症状に心当たりがある方は、基礎代謝を上げるための生活習慣の見直しを検討してみましょう。

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基礎代謝は生命維持に必要なエネルギーで、総消費エネルギーの大半を占めるため、ここを高めることが脂肪燃焼への近道になります

運動で基礎代謝を上げる方法

筋肉量を増やし脂肪燃焼をサポートする宅トレ・筋力トレーニングのイメージ画像基礎代謝を上げるために最も有効な方法の一つが運動です。特に筋力トレーニングと有酸素運動の組み合わせが、脂肪燃焼と代謝アップに効果的とされています。筋肉は「燃焼炉」のような役割を果たし、筋肉量が増えることで安静時のエネルギー消費量も増加します。

運動習慣がない方にとって、いきなり激しい運動を始めるのはハードルが高いかもしれません。まずは自分の生活スタイルに合った運動から始め、徐々に強度や頻度を上げていくことが継続のコツです。無理なく続けられる運動プランを立てることで、基礎代謝が上がったことを実感できるでしょう。

筋力トレーニングの重要性

筋力トレーニングは基礎代謝を高めるための土台となります。筋肉は脂肪よりも多くのエネルギーを消費する組織であり、筋肉量が1kg増えると、基礎代謝が1日あたり約13kcal増加するといわれています。わずかに感じるかもしれませんが、長期的に見ると大きな差となります。

少なくとも週に2回以上の筋力トレーニングを行うことが推奨されています。スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、ローイング、プランクなど、全身を使う種目を中心に行うと効率的です。これらの種目は複数の筋肉を同時に鍛えられるため、時間効率も良く、基礎代謝のアップにつながります。

  • スクワット(下半身全体を強化)
  • デッドリフト(背中・お尻・脚を強化)
  • ベンチプレス(胸・肩・腕を強化)
  • ローイング(背中・腕を強化)
  • プランク(体幹を強化)

上記のような全身運動を取り入れることで、効率的に筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることができます。運動初心者の方は、自分の体重を使ったトレーニングから始めて、徐々に負荷を増やしていきましょう。

有酸素運動と筋トレの組み合わせ

有酸素運動は、脂肪燃焼と心肺機能の向上に役立ちます。週合計150分の中等度の有酸素運動を行うことが推奨されており、早歩き、ジョギング、サイクリング、水泳などが該当します。中等度とは、会話ができる程度の息の上がり方を目安にすると良いでしょう。

筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせることで、筋肉量を増やしながら脂肪を燃焼させることができ、基礎代謝の向上と体脂肪の減少の両方を実現できます。理想的には、週2〜3回の筋トレと、週3〜5回の有酸素運動を組み合わせると効果的です。

日常生活での活動量を増やす

NEATとは、運動以外の日常活動で消費されるエネルギーのことです。通勤で歩く、階段を使う、こまめに立ち上がる、家事をするなど、日常のちょっとした動きも積み重なると大きなエネルギー消費になります。

デスクワーク中心の生活では、意識的に体を動かす機会を作ることが重要です。1時間に1回は立ち上がってストレッチをする、エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩くなど、小さな工夫を積み重ねることで、1日の総消費エネルギーを増やすことができます。

運動の種類 推奨頻度 具体的な内容
筋力トレーニング 週2回以上 スクワット、デッドリフト、プランクなど全身運動
有酸素運動 週合計150分 早歩き、ジョギング、サイクリング、水泳など
日常活動 毎日 階段の利用、こまめな立ち上がり、家事など

上記の表は、基礎代謝を上げるための運動プランをまとめたものです。自分のライフスタイルに合わせて、無理なく取り入れられる方法から始めてみましょう。

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筋トレと有酸素運動の組み合わせが代謝アップの鍵で、日常の小さな動きも大切なエネルギー消費になりますよ

食事で基礎代謝を上げる方法

基礎代謝を上げる方法に繋がるバランスの良い食事。食事は基礎代謝を支える重要な要素です。極端なカロリー制限や栄養不足は、かえって基礎代謝を低下させる原因となります。適切なエネルギー摂取と、筋肉の維持・増量に必要な栄養素をバランスよく摂ることが、代謝アップの土台となります。

特にたんぱく質は筋肉の材料となるため、毎食意識して摂取することが大切です。また、食物繊維が豊富な食品や、水分補給も基礎代謝に影響を与えます。ここでは、基礎代謝を上げるための具体的な食事のポイントを解説します。

極端なカロリー制限を避ける

極端なカロリー制限や断食を行うと、身体が省エネモードに入り、基礎代謝が下がりやすくなります。身体は生命を維持するために、少ないエネルギーでも活動できるように適応してしまうのです。その結果、一時的に体重が減っても、食事を元に戻すとリバウンドしやすい体質になってしまいます。

健康的に痩せるためには、極端な制限ではなく、バランスの取れた食事を適切な量摂取することが重要です。基礎代謝量を下回るような食事は避け、基礎代謝量以上のエネルギーを摂りながら、体を動かす量を増やすことで健康的に体重を減らすことができます。

たんぱく質を毎食摂取する

たんぱく質は筋肉の維持や増量に欠かせない栄養素であり、基礎代謝を支える土台となります。魚、肉、卵、乳製品、大豆製品などから、毎食たんぱく質を意識して摂ることが推奨されています。たんぱく質は消化により多くのエネルギーを必要とするため、食事の際に消費されるエネルギーも高く、代謝の向上に役立ちます。

成人の場合、体重1kgあたり約1.0〜1.2gのたんぱく質摂取が目安とされています。例えば、体重60kgの方であれば、1日に60〜72gのたんぱく質が必要です。これを3食に分けて摂取すると、1食あたり20〜24g程度になります。手のひら1枚分の肉や魚、卵2個、納豆1パックなどが、約20gのたんぱく質に相当します。

  • 魚(サーモン、サバ、マグロなど)
  • 肉(鶏むね肉、豚ヒレ肉、牛もも肉など)
  • 卵(ゆで卵、目玉焼き、オムレツなど)
  • 乳製品(ヨーグルト、チーズ、牛乳など)
  • 大豆製品(納豆、豆腐、豆乳など)

上記のような食品を毎食取り入れることで、筋肉の維持に必要なたんぱく質を確保することができます。調理方法も工夫して、飽きずに続けられるメニューを考えてみましょう。

食物繊維と加工されていない食品を選ぶ

食物繊維が豊富で、あまり加工されていない食品を選ぶことで、血糖値の安定、腸内環境の整備、代謝のスムーズな働きにつながります。野菜、果物、玄米などの全粒穀物は、ビタミンやミネラルも豊富に含まれており、代謝に関わる酵素の働きを助けます。

特に朝食を抜かないことも重要です。朝食を抜くと、代謝低下や食欲コントロールの乱れにつながる可能性があります。朝食で炭水化物とたんぱく質をバランスよく摂ることで、1日の代謝をスムーズにスタートさせることができます。全粒粉のパンと卵、オートミールとヨーグルト、玄米おにぎりと味噌汁などがおすすめです。

栄養素 主な食品 基礎代謝への効果
たんぱく質 魚、肉、卵、大豆製品 筋肉の維持・増量、食事で消費するエネルギーの向上
食物繊維 野菜、果物、全粒穀物 血糖値の安定、腸内環境を整える
水分 水、お茶、スープ 血流を促す、代謝をスムーズにする

上記の表は、基礎代謝を上げるために意識したい栄養素と食品をまとめたものです。バランスの取れた食事を心がけることで、健康的に代謝を向上させることができます。

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極端な制限は逆効果で、たんぱく質を毎食しっかり摂ることが代謝維持の基本です

生活習慣で基礎代謝を上げる方法

基礎代謝の低下につながる睡眠不足や不規則な生活習慣。ホルモンバランスや自律神経が乱れてしまっている状態のイラスト運動と食事に加えて、日々の生活習慣も基礎代謝に大きく影響します。睡眠、水分補給、入浴、ストレス管理など、一見すると代謝とは関係なさそうなことも、実は基礎代謝を支える重要な要素です。これらの生活習慣を整えることで、ホルモンバランスや自律神経が安定し、代謝が上がりやすくなります。

特に睡眠不足は、食欲を増やすホルモンの分泌を促し、代謝低下につながることが分かっています。また、水分不足は血流を悪化させ、栄養や酸素の運搬が滞るため、代謝が低下する原因となります。ここでは、生活習慣の中で特に重要なポイントを解説します。

質の良い睡眠を確保する

十分で規則正しい睡眠は、ホルモンバランスと代謝リズムを整えるうえで重要です。睡眠不足になると、食欲を増進させるグレリンというホルモンが増加し、満腹感を促すレプチンというホルモンが減少します。その結果、食べ過ぎてしまいやすくなり、体重増加につながる可能性があります。

成人の場合、1日7〜8時間の睡眠を確保することが推奨されており、質の良い睡眠が代謝の維持に役立ちます。就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控える、寝室を暗く静かに保つ、就寝時間を一定にするなど、睡眠の質を高める工夫をしてみましょう。

こまめな水分補給を心がける

水分不足は血流の悪化や代謝低下につながります。水分が不足すると、血液がドロドロになり、栄養や酸素が細胞に届きにくくなるためです。こまめな水分補給を心がけることで、代謝をスムーズに保つことができます。

目安として1日1.5〜2L程度の水分摂取が推奨されていますが、体格や活動量によって調整が必要です。一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯ずつをこまめに飲むようにしましょう。起床時、食事の前後、運動の前後、入浴の前後など、タイミングを決めて習慣化すると続けやすくなります。

  • 起床時にコップ1杯の水を飲む
  • 食事の前後に水分を摂る
  • デスクワーク中は1時間ごとに水分補給
  • 運動前後にしっかり水分を摂る
  • 入浴前後にも水分を補給する

上記のようなタイミングで水分補給を行うことで、1日を通して適切な水分量を確保することができます。お茶やスープなども水分補給として活用できます。

体を温める習慣を取り入れる

体を温める習慣は、体温を上げることで代謝アップにつながります。特に38〜40℃程度のぬるめのお湯での入浴が、体温と基礎代謝を一時的に高めるとされています。シャワーだけで済ませるのではなく、湯船にゆっくり浸かることで、血流が促され、リラックス効果も得られます。

入浴以外にも、温かい飲み物を飲む、温かい食事を摂る、冷え対策をするなど、日常的に体を温める工夫をすることが大切です。生姜湯、白湯、温かいスープなどを積極的に取り入れてみましょう。冬場は特に、首や手首、足首など、太い血管が通る部分を温めると効果的です。

ストレス管理とリラクゼーション

強すぎるストレスはホルモンバランスを乱し、睡眠の質を下げ、結果的に代謝低下を招きます。ストレスがかかると、コルチゾールというホルモンが分泌され、脂肪の蓄積や筋肉の分解を進めてしまう可能性があります。日常的なストレス管理が、基礎代謝の維持に重要です。

軽いストレッチやヨガ、深呼吸、瞑想など、リラクゼーション法を取り入れることで、自律神経を整え、ストレスを和らげることができます。また、趣味の時間を持つ、自然の中を散歩する、好きな音楽を聴くなど、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることも大切です。

生活習慣 推奨方法 基礎代謝への効果
睡眠 1日7〜8時間、規則正しい就寝時間 ホルモンバランスの安定、食欲コントロール
水分補給 1日1.5〜2L、こまめに摂取 血流を促す、代謝をスムーズにする
入浴 38〜40℃のお湯に10〜15分 体温上昇、血流を促す
ストレス管理 ストレッチ、ヨガ、深呼吸 自律神経の安定、ホルモンバランスの維持

上記の表は、基礎代謝を上げるための生活習慣をまとめたものです。これらを日常に取り入れることで、運動や食事の効果をさらに高めることができます。

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睡眠・水分・入浴・ストレス管理といった日々の習慣が、実は代謝を支える大切な土台になっているんです

基礎代謝を上げる際の注意点

極端な食事制限や過度な運動など、間違った取り組みに対してバツサインで注意を促す医師のイメージ基礎代謝を上げるための取り組みは、正しい方法で行うことが重要です。間違った方法では、かえって体調を崩したり、代謝を低下させたりする可能性があります。ここでは、基礎代謝を上げる際に注意すべきポイントや、医師への相談が必要なケースについて解説します。

特に、基礎代謝が低いからといって、すべてが自分の生活習慣のせいとは限りません。病気や飲んでいる薬、ホルモンの異常が背景にある場合もあるため、適切な判断が必要です。無理な取り組みを続けるのではなく、体の声に耳を傾けながら進めることが大切です。

医療的な相談が必要なケース

基礎代謝が低い原因には、甲状腺機能低下症などの病気が隠れている場合があります。甲状腺ホルモンは代謝を調節する重要なホルモンであり、その分泌が低下すると、ひどい疲れ、体重増加、冷え、むくみ、抜け毛などの症状が現れます。これらの症状が続く場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。

また、特定の薬(例えば、一部の抗うつ薬やステロイド薬など)が代謝に影響を与えることもあります。月経異常が続く場合も、ホルモンバランスの乱れが代謝低下につながっている可能性があるため、婦人科での相談をおすすめします。

極端な取り組みは避ける

ダイエット目的であっても、体調不良が続く場合は、極端な食事制限や運動をやめ、専門家に相談することが必要です。ひどい疲れ、抜け毛が極端に増える、月経異常、ひどい冷えなどは、栄養不足やホルモンバランスの乱れのサインかもしれません。

無理なカロリー制限や過度な運動は、一時的に体重を減らせても、基礎代謝を大きく下げてしまい、リバウンドしやすい体質を作ってしまいます。健康的に代謝を上げるためには、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な休息を組み合わせることが重要です。

  • ひどい疲れが続く
  • 急激な体重の増減がある
  • 抜け毛が極端に増えた
  • 月経不順や無月経になった
  • 極端な冷えやむくみがある

上記のような症状が見られる場合は、自己判断でダイエットなどを続けるのではなく、医師や専門家に相談することをおすすめします。早めに適切な対応をすることで、健康的に代謝を向上させることができます。

サプリメントに過度な期待をしない

カフェインや辛味成分など、一時的に代謝を高める可能性がある成分を含む食品やサプリメントがありますが、これらはあくまでサポート的なものです。運動、食事、生活リズムの土台づくりを優先し、サプリメントに過度な期待を抱かないことが大切です。

サプリメントは、基本的な生活習慣が整っていて初めて役立つものです。まずは、毎日の食事でバランスよく栄養を摂り、適度な運動を行い、質の良い睡眠を確保することから始めましょう。その上で、不足しがちな栄養素を補うためにサプリメントを活用するのが理想的です。

注意すべき症状 可能性のある原因 推奨される対応
ひどい疲れ、体重増加 甲状腺機能低下症など 内科や内分泌科への相談
月経異常、抜け毛 ホルモンバランスの乱れ 婦人科への相談
極端な冷え、むくみ 血流障害、栄養不足 生活習慣の見直し、医師への相談

上記の表は、注意すべき症状とその対応をまとめたものです。自分の体調をよく観察し、異常を感じたら早めに専門家に相談しましょう。

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基礎代謝の低さは生活習慣だけでなく病気の可能性もあるため、不調が続くときは専門家への相談が大切です

基礎代謝に関するよくある質問

基礎代謝を上げる方法に関するよくある質問(Q&A)

基礎代謝を上げるには、筋トレと有酸素運動のどちらが効果的ですか?

どちらも重要で、組み合わせることが最も効果的です。筋トレは筋肉量を増やし安静時の消費エネルギーを高め、有酸素運動は脂肪燃焼と心肺機能の向上に役立ちます。週2〜3回の筋トレと週3〜5回の有酸素運動を組み合わせることで、基礎代謝の向上と体脂肪の減少を同時に実現できます。

極端な食事制限をすると基礎代謝は下がりますか?

はい、極端なカロリー制限や断食は基礎代謝を下げる原因となります。身体が省エネモードに入り、少ないエネルギーでも活動できるように適応してしまうためです。健康的に痩せるには、基礎代謝量以上のエネルギーを摂取しながら、活動量を増やす方法をおすすめします。

基礎代謝を上げるために、毎日どのくらいの水分を摂取すれば良いですか?

目安として1日1.5〜2L程度の水分摂取が推奨されていますが、体格や活動量によって調整が必要です。一度に大量に飲むのではなく、起床時、食事の前後、運動の前後、入浴の前後など、タイミングを決めてこまめに摂取することが大切です。

睡眠不足は基礎代謝にどのような影響を与えますか?

睡眠不足は食欲を増やすホルモン(グレリン)を増加させ、満腹感を促すホルモン(レプチン)を減少させるため、食べ過ぎてしまいやすくなります。また、ホルモンバランスの乱れや代謝リズムの悪化により、基礎代謝が低下する可能性があります。1日7〜8時間の質の良い睡眠を確保することをおすすめします。

まとめ

基礎代謝を上げる方法のまとめ。基礎代謝を上げるためには、運動、食事、生活習慣の3つの側面からアプローチすることが重要です。筋力トレーニングで筋肉量を増やし、有酸素運動で脂肪を燃焼させ、日常的な活動量を増やすことで、安静時でも多くのエネルギーを消費できる体を作ることができます。

食事面では、極端なカロリー制限を避け、たんぱく質を毎食しっかり摂取することが筋肉の維持に欠かせません。食物繊維が豊富で加工されていない食品を選び、朝食を抜かずにバランスの取れた食事を心がけましょう。また、水分補給も代謝をスムーズにする大切な要素です。

生活習慣では、質の良い睡眠、こまめな水分補給、体を温める習慣、ストレス管理が基礎代謝を支えます。これらを総合的に実践することで、数か月から半年のスパンで「以前より太りにくく、体が軽く感じる」「同じ食事量でも体重が増えにくい」と実感できる生活習慣を続けることができるでしょう。まずはできることから一つずつ始めて、健康的に代謝を上げていきましょう。