信念を貫く道

協子さんをはじめ、皆さまがかねてから「いかにして社会、そして地球にとってよいことができるか」を考えておられたこと、私もよく存じ上げております。リセラさんと私のご縁はありがたいことに長くなりましたが、出会った当初から「誰かの役に立つために行動する」という姿勢と信念は一貫されています。そして実際、いろいろな実践をなさっていて、私もさまざまなご縁と巡り合わせていただきました。
先日、ラジオ番組『Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り』に出てくださった黒岩功シェフも、リセラさんとのご縁で結ばれた方です。
フランスの三ツ星レストランなどで修行された黒岩シェフは、独立されたのち、福祉と連携した数々の活動をなさっています。福祉との関わりを持たれたのは、お菓子づくりを手掛ける福祉事業所との縁がきっかけで、そこで障がいを持った方たちが喜びを持って働いている姿に感銘を受けたそう。そして、その後、黒岩シェフは「ユニバーサルレストラン」を出店されました。お店では障がいのあるキャストさんが大勢働かれていますが、最初から順風満帆だったわけではなく、ご苦労もあったのだとか…。「どうして障がい者が働いているの?」と聞かれることも珍しくなく、客足が鈍ることもあったそうです。
こういう実体験を耳にすると、いかにこの世の中が偏見と差別に満ちているか、想像に難くありません。ただ、そこでそうした現状を嘆くのではなく、どうすれば偏見・差別をなくせるかを考え、具体的な行動に移せるのは、本当に素晴らしいことだと感じます。
たとえば、黒岩シェフは、作業所で障がいを持った方々が作る商品が正当な評価を受けられるよう、取り組まれてきました。一流のものを作っていれば、当然それに見合った価格で販売されていいのに、値段が安く設定されることが多かった。その実情にも疑問を持って、解決されてきました。
ダイバーシティ(多様性)の推進を…と声高に叫ぶ人がいても、実際に行動を起こし、周りに働きかけ続けるのは簡単なことではありません。その点、「りせら財団」も黒岩シェフも、一貫して「どうすれば社会の役に立てるか」という視点を持って行動されています。スピリチュアルな視点で見れば、これこそがまさに、利他愛、つまり「大我の愛」の実践と言えるでしょう。
皆さんの活動への熱意に触れ、私自身も何かお役に立つことができたら…と思い、黒岩シェフのレストラン『ル・クロ・ド・マリアージュ』にて、定期的に講演をさせていただいております。
皆さんは、「大我の愛」に基づいた行動を意識できていますか? 最初は小さなことからでも、実践していくことが大切です。愛を持って、“幸せの種まき”をしましょう。
今月のエクササイズ
大我の愛に満ちた行動を実践しましょう。

【江原啓之公式ホームページ】
https://www.ehara-hiroyuki.com
プロフィール
スピリチュアリスト。オペラ歌手。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。近著に『家運隆昌 幸運を招き入れる暮らし方』(中央公論新社)、『霊学』(国書刊行会)、『江原啓之のよく生きて死ぬための本』(徳間書店)などがある。
ラジオ番組
ドクターリセラ プレゼンツ 江原啓之 おと語り
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