9月はお彼岸もありますが、皆さんはどんな供養をなさっていますか?
日頃からお墓参りに足しげく通う人もいれば、なかなか出向けず、「供養が足りていな
いのでは」と不安に思う人もいるかもしれませんね。
スピリチュアルな視点で言うと、供養において大事なのは、心配をかけない生き方をす
ること。日々健やかに暮らし、頑張っている姿を故人に伝えることが、何よりもの供養に
なります。たとえ頻繁にお参りに行けなかったとしても、故人に想いを向ければ必ず届き
ます。別の言い方をすれば、「愛を向ける」ということに他なりません。愛の念は時空を
超えて、あの世に届くのです。
しかし、なかには「愛」ではなく、「怖れ」のほうが強くなっているケースも見かけま
す。たとえば、「子どもの成績が悪いのは、亡くなったおばあちゃんの念が来ているから
だ」など、何の因果関係もないことを強引に結び付け、不安になっている人がいたりしま
す。心配が高じ、あちこちの占い師の元を訪れては、「多くの人を苦しめてきた家系」、「
因縁があるから悪いことが起きている」などと、さらに心配になることを言われてしまっ
た……といった話もよく聞きます。
こういうふうに、「怖れ」から行動を起こしていると、嘘を見抜けず、悪しきスパイラル
にハマっていってしまいます。出発点に「怖れ」がある限り、よい方向に流れが変わるこ
とはありません。
もし、家系の因縁があると言われて気になるなら、その「怖れ」を「愛」に変えて行動
を起こすことをおすすめします。怖れを無理やり鎮めようとするのではなく、あなたの中
にある「愛」を発露させていくのです。
世界を見渡せば、貧困や戦争など、いろいろな苦しみと向き合っている人たちがいます
。困っている誰かのために、寄付をするのもいいでしょう。もっと身近でできるボランテ
ィアもあるかもしれません。具体的に何がよいかはご自身で調べ、愛の実践をしていきま
しょう。ネガティブな念を抱き続けるのではなく、愛の種まきをすることで、プラスの流
れに変えていくのです。
昔、「自分の過失でペットを死なせてしまった」というお悩みが寄せられたことがあり
ました。この場合なら、動物の保護活動をしている団体に寄付をし、他の子を生かす道を
とることもできます。「あの子は成仏できていますか」と、暗い気持ちで泣きぬれて暮ら
すよりも、その悔やみを「愛」に変えていくほうが、本当の意味での「供養」になるので
す。
怖れからは、何も生まれません。
もっと言えば、怖れではなく「畏れ」が大切です。「畏れ」とは、神や自然に対して敬い
の念を持つこと。敬う心をなくし、人がみな傲慢になっているから、適当な嘘や予言に翻
弄されてしまうのです。愛の念を抱き、「畏れ」を持って生きていれば、本当の幸せに気
づけます。協子さんのように、お役目を担って実践なさっている素晴らしいお手本が身近
にあるのですから、皆さんもぜひ、愛を持って行動を!

今日のエクササイズ

不安に思うよりも、愛を持って行動を起こしましょう。


【江原啓之公式ホームページ】
https://www.ehara-hiroyuki.com

  プロフィール 
スピリチュアリスト。オペラ歌手。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。近著に『未来が視えない! どうしてこんなに通じ合わないんだろう?』(ホーム社)、『真実を知る人たちが語る たましいの本当の話』(ビジネス社)などがある。

  ラジオ番組
ドクターリセラ プレゼンツ 江原啓之 おと語り
——————————————————————–
TOKYO FM、FM大阪、エフエム山陰にて絶賛放送中です。
アプリのラジコなら全国どこでもお聴きいただけます。
TOKYO FM-FM大阪:毎週日曜22時~22時25分
エフエム山陰:毎週土曜12時30分~12時55分