私は今、生活のベースを熱海に置いていますが、オペラのお稽古などの用事があると、東京で過ごすことが増えます。そこで感じるのは、時間の流れ方の違い。都会の忙しなさにつられ、生活のリズムまで変わるのを感じています。たとえば、「お金の使い方」にはそれが顕著に表れます。食事がその一例。熱海にいるときは基本自炊をしている私。自家菜園でとれた野菜やご近所さんからおすそわけいただく山菜などを使ったりするので、滋味あふれる充実した食卓に。余計なものを加えていない安心な素材で作るので、お腹はいつも幸せに満たされています(笑)。

そんな熱海暮らしに比べると、やはり東京では慌ただしくなりがち。付き合いもあり、どうしても外食が増えますし、スケジュールが詰まっているので、自炊をする余裕がなくなってしまいます。飲食店が多く、確かに“おいしいもの”は選び放題かもしれませんが、外食やデリバリーを頼めば、当然その分お金はかかってしまいます。

どちらの暮らしも経験して思うのは、つつましく素朴に暮らすほうが心地よく感じるということ。お金などの「物質」の豊かさで幸せかどうかをはかるのではなく、本当に心から幸せを感じられるか。この視点で見ても、熱海での暮らしが性に合っているのを感じます。

傍に愛犬・大我がいて、じ~っと見つめられるだけで十分幸せ。それだけで「愛の電池」が満たされていくのを感じます。

皆さんは、今、どんなふうにお金を使っていますか? そこには、あなたの心も映し出されています。ストレスがたまり、無駄なものばかり買って散財している場合、本当に欲しいのは、物ではなく、「愛」だと気づくことが最優先です。

スピリチュアルな視点で言うと、お金は「水」によく似ています。「水」はためこみすぎると流れが滞り淀んでしまうもの。かといって勢いよく流しすぎると、今度は濁流になってしまいます。

理想的なのは、「せせらぎ」のように清らかにお金を使うこと。お金というエネルギーを滞らせず、美しく流すのが良いのです。

リセラさんといえば、沖縄・久高島沖の海洋深層水をスキンケア製品に使っておられますが、美しくなるためにも、「水」の働きが大事なのですね。お金というエネルギーもまた、その美しい水のように、清らかに流し、大切に使っていきましょう。

たとえば、何か学ぶために使ったりするのは、生きたお金の使い方といえます。自分の人生を見つめ、未来に役立つ「生き金」を使うのか、後先を考えずに散財する「死に金」になってしまうのか。それによっても、心の充実度や幸せ度は変わってきます。

どんなに執着しようと、どのみちお金はあの世に持って帰れません。現世限定の教材なのですから、いろんな経験と感動を積んで学びましょう。“幸せ迷子”にならないためにも、まずはあなた自身がどんなふうにお金を使い、過ごす日々に「愛」を感じて満たされるのか、しっかり見つめ直してくださいね。

今日のエクササイズ

まずはすでにある「小さな幸せ」に目を向けましょう。



【江原啓之公式ホームページ】
https://www.ehara-hiroyuki.com

  プロフィール 
スピリチュアリスト。オペラ歌手。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。近著に『未来が視えない! どうしてこんなに通じ合わないんだろう?』(ホーム社)、『真実を知る人たちが語る たましいの本当の話』(ビジネス社)などがある。

  ラジオ番組
ドクターリセラ プレゼンツ 江原啓之 おと語り
——————————————————————–
TOKYO FM、FM大阪、エフエム山陰にて絶賛放送中です。
アプリのラジコなら全国どこでもお聴きいただけます。
TOKYO FM-FM大阪:毎週日曜22時~22時25分
エフエム山陰:毎週土曜12時30分~12時55分