あなたの幸せは何ですか?

私の場合、相棒である愛犬・大我と過ごすひとときに幸せを感じます。大我は先日おかげさまで6歳の誕生日を迎え、人間の年齢に換算すると結構いい歳になってきました(笑)。
大我も私にとっては大切な家族であり、動物というのはスピリチュアルなパートナーでもあります。一日でも長く共にいられるよう、普段から健康面にも気を配っています。が、誕生日だけは特別に動物用の小さなケーキを用意しました。気に入って、モリモリ食べていました。
そんな大我ですが、一時期エサの食いつきがよくないときがあり、食が進むようにと、いろいろなトッピングを工夫していました。するとそのうち、おいしいトッピングに夢中になり、そればかりを欲しがるようになってしまったのです。
そのせいかはわかりませんが、先日、動物病院に行ったとき、「ちょっと太りぎみですね」との指摘が……。そのとき、獣医さんがこうアドバイスをくださいました。「もの足りなく感じるくらいで止めておくのがいいんです。だから、おやつを与えすぎないで」と。動物たちにとっては、お腹が満たされる状態が続くより、渇望感があるくらいのほうが幸せで、長生きできるというお話でした。
満たされすぎると、かえってよくない。
これは、動物に限ったことではなく、私たち人間の「幸せ」においても当てはまる話だと感じました。
私たちも、贅沢や便利な暮らしを一度知ると、知らなかった頃にはなかなか戻れません。食べるものひとつとっても、そうではありませんか?
かくいう私も、つい都会の誘惑に負けそうになることも……。先日も東京に用があって滞在中、急にエスニックカレーが食べたくなり、とあるお店に。東京は熱海に比べて店の数も多く、選択肢もいっぱい。そして、クオリティーも高いのです。
実際、そのカレーはとてもおいしかったのですが、塩辛すぎたのか、後になって喉が渇いて仕方がありませんでした。熱海では基本自炊し、野菜などもふんだんに摂る食生活をしている私。それなのに、急に刺激的なメニューを口にしたせいで、体がびっくりしたのでしょう。
そして、こうも思ったのです。「知らないほうが幸せ」ということもあるな、と。美味を求めて外食中心の食生活を続ければ、いつか素朴なごはんでは物足りなく感じてしまうでしょう。よりパンチのあるものを求め、添加物だらけのジャンキーなものを体が欲してしまうかもしれません。
今回は「食」を例にとってお話ししましたが、あなたの毎日にも当てはめて考えてみて。かわり映えせず物足りなく感じる日々でも、実はそのなかにこそ「本当の幸せ」が隠れています。
人間、物質的に満たされすぎると、大切なものを見失いかねません。そうならないよう、まずは今ある小さな幸せに目を向けてください。あなたはすでに幸せを持っています。そのことに感謝を忘れず、一日一日を大切に生きましょう。
今日のエクササイズ
まずはすでにある「小さな幸せ」に目を向けましょう。

【江原啓之公式ホームページ】
https://www.ehara-hiroyuki.com
プロフィール
スピリチュアリスト。オペラ歌手。一般財団法人日本スピリチュアリズム協会代表理事。近著に『未来が視えない! どうしてこんなに通じ合わないんだろう?』(ホーム社)、『真実を知る人たちが語る たましいの本当の話』(ビジネス社)などがある。
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